暦は、もはや12月。師走です。鴨川には、ゆりかもめが到来。空気が澄んで比叡山が美しく見えます。冬の京都。大好きです。

今週のコメンテーターは、京都のヒットの仕掛け人　クリップ社長　島田昭彦さん。お会いするたび、いつも新しいことにチャレンジされている島田さんを見ていると、自分も「見習いたいな」と思います。

今週のターニングポイント

ゲストは、京都シネマ代表　　神谷　雅子さん。

京都を代表するアート系シアター　京都シネマ。シネコン全盛期の中、封切館では上映されない世界各国の秀作を上映されています。映画ファンのみならず、連日、多くの人たちで賑わっているこの映画館を立ち上げたのが、代表の神谷雅子さんです。

映画館のロビーを開放、木のベンチを置いて、床にも木を使うなど、温かみのある映画館を演出。60から100席ほどの小さな劇場ながら、音響設計にこだわり、作品に集中できる環境が整備されています。

時間があれば、映画を見に来た人たちと接し、作品の感想にも耳を傾ける神谷さん。映画が大好きで、「一人でも多くの方々にいろいろな映画を観ていただきたい」という神谷さんの映画に対する熱い思いが伝わってきました。

神谷さんとお話していたら、私も、すぐ映画館に行って映画を観たくなって・・・笑顔が可愛くて、人に、映画に優しい神谷さんのマジックに、すっかりはまってしまいました。

今週の京の手みやげ

老舗はちみつ専門店　金市商店の新ブランド蜂蜜家こっぺらすくと抹茶こっぺらすく。

甘すぎない味で子どもから大人まで美味しく食べられるおやつ。しっかりとした抹茶味は、大人のおやつ、という味でした。

・各１袋（8枚入り）399円
・ラクエ四条烏丸地下1階　蜂蜜家　京都かねいち

京都の紅葉もこの飛び石連休でピークを迎え、京都の街は人・人・人で溢れていました。街にはもうクリスマスイルミネーション。そして年末です。なんとなく、気忙しくなってきますね。

今週のコメンテーターは、京都学園大学経済学部教授　大西辰彦さん。どんな状況においても変わることのない、優しく、暖かくそして冷静な大西先生。ご自身の専門分野である経済だけではなく、政治、文化、スポーツ…とあらゆる分野のお話を判りやすく話してくださる先生なので、私にとっては心強い先生です。

今週のターニングポイント

ゲストは、バルニバービ社長　　佐藤　裕久さん。

京都・東京・大阪などでカフェを経営するバルニバービの社長、佐藤さん。
京都出身でアパレル関連の会社を経営していた佐藤さんは、27歳の時、フランス・パリの取引先が倒産。2千万円近い負債を抱え、どん底を経験されました。その彼の心を癒したのは、パリの路地裏にある1軒のカフェ。その経験をきっかけにカフェ経営に乗り出した佐藤さんは、東京の小石川や丸の内、大阪・南船場で次々と成功を収め、今や大都市圏を中心に27もの店舗を展開するまでになりました。
そして今月、ついに、京都の中心にオープンした商業施設　ラクエ四条烏丸にカフェレストランを出店。お客様を迎えることは、「サービス」ではなく「おもてなし」だと、京都人らしいことばで語る佐藤さんは、京都を代表するスポットで、どんな「おもてなし」を見せてくださるのでしょうか？。お会いすることを楽しみにしていました。
若くて素敵な佐藤さん。やんちゃ心いっぱい、でもご自身の原点である「おもてなし」の心を忘れない佐藤さんだからこそ、どんな逆境も乗り越えられて、今があるのだと思いました。原点の南船場、そして来年のスカイツリーが見える東東京。お伺いさせていただきます。もちろん、ご実家のおかきやさんにも。

今週の京の手みやげ

ラクエ京都四条烏丸　アリンコのアリンコロールケーキ

このお店はターニングポイントゲストの佐藤裕久さんのお店です。ふわふわの生クリームを真っ白なしっとりもちもち生地で包み込んだ定番のバニラロール、抹茶ロール、京ロールに加え、京都の老舗　澤井醤油の熟成された濃い口醤油とのコラボ醤油ロールも。芳ばしい醤油の香りの真っ黒なカラメルソースが特徴です。甘いだけではない、ほろ苦い大人のロールケーキ。美味しかったです。

・URL: http://www.hp-vie.com/

京都で開催されていた旧七夕会池坊全国華道展も終わり、やっと落ち着いて京都の秋を感じられるようになりました。

今日で最後だった頑張り屋さんの麻伊さんと・・・。スタジオに入るといつも笑顔で迎えてくれました。

今週のコメンテーターは、京都府知事　山田啓二さん。日本一の京都ファン、その京都を「もっと誇れる京都にしたい！」と言われる山田知事。私も同感。同じ気持ちです。

今週のターニングポイント

ゲストはミュージカル俳優　沢木　順さん。

北海道生まれ。早稲田大学文学部演劇科に在籍中、東宝ミュージカル『ファンタスティックス』のオーディションで主役に大抜擢。

その後は、『ラ・マンチャの男』などに出演し、1975年に劇団四季入団。『オペラ座の怪人』のファントム役、『キャッツ』のラムタムタガー役などを演じ、「日本でブロードウェイ＆ロンドンミュージカルに最も多く出演した俳優」とも称されました。

そして退団後の2004年には、日本初のソロミュージカル『ＹＡＫＵＭＯ－小泉八雲外伝－』に挑戦されています。

ミュージカル大好きな私は、沢木さんにお会いし、お話をうかがえることをとても楽しみにしていました。演じている沢木さんとおしゃべりされている沢木さんが同じ方とは思えない位、お話上手で時間の経つのを忘れてしまいました。

本当にチャーミングな沢木さん。次は舞台を拝見させていただきます。

今週の京の手みやげ

丹後ジャージー牧場のチーズケーキ 1,600円（税込）
TEL:0772-83-1617 
URL:http://www.tango-jersey.co.jp

工房で3日間かけて製造されたジャージークリームチーズが使われているので、濃厚なミルクの味が楽しめるとともに、それでいてあっさりした後味が特徴です。搾りたてのジャージー牛乳のおいしさがぎっしりつまったチーズケーキです。

11月に入りました。今週から一年に一度、全国の池坊門弟さんが集まっての花展『旧七夕会池坊全国華道展』が京都で開催されます。その花展が終わって初めて、私にとっての「秋」を感じることができます。

今週のコメンテーターは、京都学園大学経済学部教授　大西辰彦さん。私が公私ともども信頼をおいている大西先生。

社会を歩む先輩として尊敬しているのはもちろんですが、人の気持ちへの思いやり、そして冷静な判断をしてくださる包容力。見習うべきところばかりの先生です。

今週のターニングポイント

ゲストは、ワタベウェディング会長　渡部隆夫さん。

「日本一の貸衣裳屋になる！」

その夢を一代で現実のものにした方が、ワタベウェディング会長　渡部隆夫さんです。世界10カ国以上に直営店舗を持ち、日本のブライダル業界をリードするワタベウェディング。海外ウェディングや、20万円のオーダードレスの販売まで、周囲から当初「無謀だ」といわれた数々の新事業は、いずれもヒットとなり、業界トップの座を手にされました。

「仕事は確信の連続」

そう言い切る渡部さんの頭の中に描かれた、勝利の方程式をお聞きしました。

優しく真面目で、そしてブレない真の強さ。そして「失敗を恐れない信念の方」。私の目にはそう映りました。これからも渡部さんから多くの方々に「夢」を贈っていただきたいと思いました。

今週の京の手みやげ

京都室町六角庵の京ラスクの新シリーズ
・八橋ラスク：桂皮末をふんだんに使用。
・純ラスク：贅沢を知り尽くした上での質素さで癖になる味。
・塩ラスク：塩を極め絶妙の塩具合をラスクにやきあげてあります。
・宇治抹茶ラスク：京都・宇治田原の「てん茶」をふんだんに使用。

どれも香ばしくて甘く仕上がっていました。

六角庵　祇園店　　　各70g／368円
http://www.rokkakuan.jp/

ハロウィンも終わり、今年の残すところ、あと2ヶ月。そして、1年に1度の『旧七夕会池坊全国華道展』が10日から開催されます。私も京都・高島屋に出品する作品制作に頑張っています。

今週のコメンテーターは、中国・上海視察に行かれた山田啓二 京都府知事。

現在、上海には140社の京都の企業が進出しています。中国にビジネスの活路を求めてさまざまな取り組みを行う京都の企業。”京もの”のアンテナショップが開店するなど、ますます頑張って欲しいですね。

今週の京の手みやげ

今週は、ネットで大人気、ぐるーぷカムカムのOtona Sweets（おとな・すいーつ）濃厚チーズbarです。

・一袋　500円、贈答用カップ入り　800円
・㈲ぐるーぷカムカム  TEL 075-585-6728　http://www.otona-sweets.com

大人のためのお酒とともにいただく甘くないスイーツ。チェダーチーズの風味も美味しく、ワインと合いそうです。

10月22日は時代祭に鞍馬の火祭。年齢を重ねるたびに（笑）、京都のお祭の美しさ、素晴らしさを実感できるようになりました。

今週のコメンテーターは、京都のヒットの仕掛け人　クリップ社長　島田昭彦さん。

常に新しいことに挑戦されている島田さん。ユニークな発想と研ぎすまされた感性に、いつもいつも刺激を受けています。

今週のターニングポイント

ゲストは、唐長11代当主　千田　堅吉さん。

桂離宮や二条城などの襖に用いられ、白洲正子や大佛次郎らの文化人に愛された「唐長（からちょう）」の京唐紙。江戸時代から受け継がれる650枚の版木と熟練した職人の手加減、そして京都の色の感覚があいまった独特の魅力が多くの人を惹きつけずにはいられません。

創業寛永元年、京都にただ1軒残る京唐紙の老舗唐長11代当主の千田堅吉さんは、京唐紙の可能性を現代人の生活空間に広げておられます。家族で力をあわせ、伝統をモダンに生かす京唐紙の魅力をお聞きしました。

優しい口調で話される千田さん。お話をお聞きしているうちに「私も唐紙のことをもっとよく知りたい」、そして「次の世代に残していきたい」そう思えてきました。これからも千田さんの作品を、そして奥様の、お嬢様の、皆さんの素晴らしい作品を私たちに見せてください。

今週の京の手みやげ

京都ホテルオークラ中華料理桃李特製　干し大根入り食べるラー油

甘みの凝縮された干し大根と桃李特製の食べるラー油を合わせた、旨みと食感抜群の逸品。干し大根のポリポリした食感と食べるラー油のまろやかな辛さは、他では味わえない、こだわりの商品です。

干し大根入り食べるラー油　1袋80g　580円（税込）

・ホテルオークラ1F　カフェ　レックコートにて販売

10月に入ってもまだ蒸し暑い日があったりもして･･･。紅葉が心配です。今週のコメンテーターは、京都学園大学経済学部教授　大西辰彦さん。お会いする前には必ず私のブログを見てくださり、なにかしら言葉をかけてくださる気遣いの大西先生。仕事のことはもちろん、プライベートなことも、何かしら立ち止まった時にはご相談させていただく、私がとても信頼している先生です。

今週のターニングポイント

ゲストは、京都学園大学　学長　内山 隆夫さん。

今年、4月に京都学園大学第9代学長に就任した内山隆夫さん。少子化時代、亀岡で唯一の大学に全国から学生を呼び込もうと、走り回られる日々。大学運営をリードするかたわら、経済学者として週に１度は教壇に立ち、学生たちとも直に触れあわれています。

学問の場としてだけでなく、就職に向けた実務的なキャリアサポートや企業との協力、地域への貢献など大学に求められる役割が多種多様となる中、内山学長の手腕が注目されています。

真面目で誠実。穏やかなお人柄の中にも学長の強い意志が感じられました。夢をお話しいただき、「これからの教育は「協育」である」というお言葉に教えられることがたくさんありました。

今週の京の手みやげ

今週は、京都の老舗鳥長から坂本龍馬が愛した「しゃも鍋」を再現したしゃも鍋セットです。

坂本龍馬が暗殺される直前に「軍鶏鍋」（しゃもなべ）を食べようとしたのは有名な話ですが、「鳥長」では、代々伝わるしゃも鍋のレシピがあり、材料と味付けを重視し、当時の味を忠実に再現したということです。

龍馬のししゃも鍋セット（2～3人前）　愛京家倶楽部販売　4,800円
http://store.shopping.yahoo.co.jp/aikyoka-club/index.html

京都中、大渋滞（笑）の3連休も終わりました。でも京都の大渋滞、大混雑はこれからです。京都の秋、本当に素敵だけど、この大渋滞が･･･。
今週のコメンテーターは、京都高度技術研究所理事長　高木壽一さん。「大げさでない国際交流を」と言われる高木さん。「京都の中小企業を元気に」という提案もされています。いつも、何事にも真摯に取り組まれ、優しい笑顔の中にも時代を読み取る厳しい目のある方です。

今週のターニングポイント

ゲストは、叡山電鉄社長　　森　俊行さん。

出町柳から貴船・鞍馬を結ぶ叡山電鉄の社長 森俊行さん。

叡山電鉄は、鉄道車両として最高の栄誉であるローレル賞を受賞したパノラマ車両きららや、ライトアップされた「紅葉のトンネル」など、観光を前面に押し出し、様々なアイデアで乗客の心を掴み続けてきました。

その叡山電鉄を率いる森さんは、京都大学卒業後、京阪電鉄で技術畑を歩んだあと、2007年、京阪電鉄の子会社である叡山電鉄に社長として迎えられ、現場主義を徹底する考え方とともに陣頭指揮を取られることとなりました。

京都は間もなく秋の観光シーズン。多くの名刹が沿線にある叡山電鉄が1年で一番忙しいシーズンを迎えるます。そんな今シーズの「叡山電鉄の次の一手は何か？」、今夜は、森さんの手腕とアイデアをお聞きしました。

穏やかで優しい笑顔の似合う森さん。「そのお人柄から生まれるアイデアがお客様の心をつかむ」ことが納得できました。相手の立場に立って何を求められているかを考え、「お客様に喜ばれる叡山電鉄づくり」をされている森さんの姿勢に学ぶべきことばかりでした。この秋は叡山電鉄に乗って京都観光をします。

今週の京の手みやげ

京都リーガロイヤルホテル　

ハロウィントライアングル　1,500円（税込）

京都リーガロイヤルホテル　グルメブティッメリッサにて10月31日までの限定販売。リーガロイヤルホテルのトライアングルシリーズ第8弾です。今回も期待を裏切らず、かぼちゃ風味のスポンジの中には、甘く煮たキューブ状のかぼちゃが入っていて、かぼちゃ本来の自然な甘みをあじわえる、とてもとても美味しいスイーツでした。

もう10月です。ということは今年もあと3ヶ月･･･早いです。早すぎます。

今週のコメンテーターは、京都学園大学経済学部教授　　大西辰彦さん。

私が公私とも信頼している大西先生。京都の経済、文化、産業・・・様々なことを、いつも心に留めておられます。そして人にも優しく、温かい気遣いをされる大西先生からは、見習うことばかりです。京bizでお仕事をご一緒してから、京都の経済だけではなく、人として勉強させていただいています。

今週のターニングポイント

ゲストは、京都映画祭事務局長　佐藤雅夫さん。

京都映画祭事務局長、佐藤さんの人生は映画一筋。

日本大学芸術学部映画学科を卒業後、東映に入社すると、中島貞夫監督作品で企画助手を経験。『蒲田行進曲』から『バトルロワイヤル』まで、プロデュースした作品は80本以上。

そんな佐藤さんが今、力を注ぐのは、やはり映画です。あの中島貞夫監督が礎を築いた京都映画祭をさらに進化させるという大仕事。

「とにかく映画が好き」

監督、脚本家、俳優。個性溢れるメンバーと同じ歩みを進めてきた佐藤さんは、京都を映画で１つに・・・。佐藤さんの映画への熱い思いをお聞きして、「京都が映画の街になる」そんな未来は近い、と思えました。

今週の京の手みやげ

神聖　抹茶のお酒

京都・伏見の山本本家の宇治の抹茶だけを使用した純米リキュール。300ml／630円（税込）。

今夜はミルク割り、カルピス割り、ロックの3種類で。カルピス割りとロックの美味しいこと！ついついすすんでしまいそうです。。

・宇治　　山本本家　TEL 075-611-0211

嵐のような大雨が過ぎ、寒い、と感じるほど季節が変わってしまいました。

今週のコメンテーターは、京都のヒットの仕掛け人　クリップ社長　島田昭彦さん。お会いするたび、いつも新しいことにチャレンジされている島田さんを見ていると、自分も「見習いたいな」と思います。

今週のターニングポイント

ゲストは、
日本女子プロ野球機構　代表　片桐　諭さん。

大阪府出身の片桐さん。関西大学を卒業後、大手広告代理店に入社し、9年間、営業マンとして働かれていました。昨年、退社を決意し、8月に日本で唯一の女子プロ野球リーグである日本女子プロ野球機構を立ち上げ、現在、代表を務められています。

就職されていた会社を辞めてまで、女子プロ野球リーグ設立に情熱をかけられた片桐さんの熱い思いをお聞きして、片桐さんなら、必ず日本女子プロ野球を日本に、そして世界に広げてくださると信じられました。
これからも、ひとりでも多くの野球少女にガラスのスパイクを届け続けてください。たくさんの少女たちの夢が「女子プロ野球選手です」と言ってくれる日まで…。

今週の京の手みやげ
今週は、いよいよ京都初上陸のクリスピー・クリーム・ドーナツです。10月1日、地下鉄四条駅にオープンします。
京都限定商品のKYOTOドーナツ。
リング形のドーナツに、なめらかなホワイトチョコレートをアイシング。その上にパープルとホワイトのパリパリとした砂糖菓子をトッピングし、仕上げに真っ白なパウダーシュガーをちりばめた一品です。

気品あふれる京都の女性をイメージしてつくられたとのこと。京都限定 ダズンボックス　12個入り／1,800円でのみの販売です。10月24日までの限定販売ですのでお早めに！

私の大好きなクリスピークリームドーナツがやっと京都に上陸。やっとです（笑）…楽しめて美味しいものが京都にまたひとつ、増えました。